ブレーブスが10日、パドレスとマイナー契約を結んでいたロビンソン・カノ内野手(39)を金銭トレードで獲得したと複数の米メディアが伝えた。

今季メッツで開幕を迎えたカノは12試合で打率1割9分5厘、1本塁打、3打点と成績が振るわず、5月8日に契約解除。同月13日にパドレスと契約したが12試合で打率9分1厘、0本塁打、1打点と調子が上がらず、マイナーへの降格を拒否しいったん契約を解除した。しかし6月10日にマイナー契約でパドレスに残留を決め、傘下3Aエルパソでプレーしていた。エルパソでは21試合に出場し、打率3割3分3厘、3本塁打、20打点だった。

メジャーでは05年にヤンキースでデビューし、13年オフにマリナーズと10年総額2億4000万ドル(約324億円)の大型契約で移籍。ヤンキースとマリナーズで8度の球宴に選出されたが、21年は2度目の禁止薬物違反で1シーズンプレーせず、今季2年ぶりに復帰した。ブレーブスでは即メジャーのチームに合流する見込みだという。