エンゼルス大谷翔平投手(28)が、日米だけでなく、世界中の多くのファンから注目されていることについて心境を語った。19日(日本時間20日)に米ロサンゼルス・ドジャースタジアムで開催されるオールスター戦の前日会見が18日(同19日)に行われ、各選手がメディアの取材対応を行った。

唯一無二の二刀流選手として、いまやメジャーリーグの顔となり、国際的な認知度も上がっている。オールスター各選手に用意された取材用ブースで、大谷の周りには日米だけでなく、台湾メディアも加わった。

-日本国民だけでなく、アメリカ国民からも愛され始めていることの意味は

すごい意味を持つと思います。愛されてるかどうかちょっと分からないので(笑い)。純粋に野球を楽しみたいと思ってますし、それを見て幸せな気持ちになってくれたら、それはうれしいことなので、自分自身が楽しんで、毎日プレーしたいなと思ってます。

-メジャーリーグの顔と言われている。有力雑誌GQやタイムの表紙になり、認知度も上がっている

それはもう感謝しかないですね。特別なことをやってきましたし、その中で応援してくれる人の方が多かったので、それはすごい、こう、なんでしょうね、MLB自体もそうですし、ファンの方もそうですし、すごく感謝しています。

-国を代表するトップの選手から称賛されている

選手に言われるのは特別かなと思いますね。実際、対戦したりとか、自分も見て、この人すごいなと思ってる選手もたくさんいるので。ファンの人から言われたりとか、他の球団の関係者から言われるのも、もちろんうれしいですけど、選手っていうのはやはり特別かなと思います。

-世界的に注目されているが

一選手としてありがたいですし、もっともっと野球自体を、日本でもそうですけど、もっともっとプレーする子たちが増えたらいいなと思っているので、感謝したいと思っているところかなと思います。

-台湾でも人気。野球をやっている子どもたちにメッセージを

1回だけ(台湾に)行ったんですけど、すごい熱狂的なファンの方が多くて素晴らしい場所だと思った。プレーしてみて楽しかったので、ぜひ、より多くの人たちに、子どもたちにプレーしてもらえるように、僕自身も頑張りたいと思います。

-世界中で人気。野球普及へ、意気に感じるか

僕が高校野球をやっているか、今こうやって注目してもらってプレーしているか、だいぶやらなきゃいけないことも変わってきますし、やりたいなと思うことも変わってくる。それはそういう立場になればなるほど、やっぱりそういう気持ちは出てくるかなと思います。

-世界に野球が広がっていると感じるか

国際大会は盛り上がっていると思いますし、WBCもそうですけど、そういうのを通じて、多くの国の子どもたちがプレーするようになってくれたら、すごくうれしいかなと思います。