エンゼルス大谷翔平投手(28)が「1番DH」で出場し、第2打席で21号先制ソロ本塁打を放った。

3回1死、左腕ゼルパの甘く入ってきた直球を捉え、中越えに運んだ。3試合ぶりの1発は打球速度109・6キロ(約176キロ)、角度33度、飛距離は420フィート(約128メートル)だった。

前日の第2打席で右太ももの内側に自打球を当て、打撲で試合前は患部にテーピングを巻いていた。万全ではない中で、センター方向へ豪快な一撃。ロイヤルズの本拠地カウフマンスタジアムでは通算打率4割、1本塁打、7打点で相性の良さを発揮した。

第1打席は1回無死、2球で追い込まれ、3球目の外角直球を見逃し、3球三振に倒れた。

第3打席は追加点のチャンスで迎えた5回1死一、三塁、左腕ギャレットのスライダーにタイミングを外され、中飛で凡退した。

第4打席は7回1死三塁となったところで敬遠され、8回1死一塁の第5打席は四球だった。その後、二塁走者としてダブルスチールに成功。今季11個目の盗塁を決めた。

この日は3打数1安打1打点。チームは6得点で快勝した。