MLB公式サイトは16日、有識者50人による14日終了時点でのシーズンMVP仮想投票を実施。ア・リーグでは大谷翔平選手(エンゼルス)を抑えてアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)が1位となった。

ジャッジは36票の1位票を獲得。ア・リーグの年間最多本塁打記録(61本)に並ぶまで残り20試合で4本としているだけでなく、3冠王(本塁打と打点はトップ、打率は3位)の可能性まで出てきた。

2位の大谷が獲得した1位票は14票。打者として34本塁打、投手として防御率2・55に188奪三振と二刀流の活躍で前回の6票から倍以上に増やし、ジャッジとの差は縮まっている。寸評では「60本塁打を放つ打者とMVPを争う選手がいるとすれば、それは大谷だ」とジャッジに対抗できるのは大谷だけだとしている。

なおナ・リーグは、3冠王の可能性があるポール・ゴールドシュミット一塁手(カージナルス)が47票の1位票を獲得する断然トップだった。