MLB公式サイトは22日、有識者33人による今季サイ・ヤング賞予想の投票結果を発表。20日時点のデータに基づき、1位に5ポイント、2位に4ポイント、3位に3ポイントと順位が1つ下がるごとに1ポイント少なくなる形で投票が行われ、ア・リーグのトップはアストロズのジャスティン・バーランダー投手となった。

バーランダーはふくらはぎを痛めて8月末に15日間の負傷者リスト入りとなっており、サイ・ヤング賞レースに影響が出るかと思われた。だが、9月16日の復帰戦で5回を投げて無安打無失点、2四死球、9三振と、変わらぬ好調さを披露。20日時点で防御率、WHIP(1イニングあたりの許走者)、被打率いずれもメジャートップとしており、1位票25票という大きな支持を得た。

ア・リーグ2位はディラン・シース投手(ホワイトソックス)で1位票4票。以下、シェーン・マクラナハン投手(レイズ)、フランバー・バルデス投手(アストロズ)、メジャー2年目のアレク・マノア投手(ブルージェイズ)だった。

ナ・リーグのトップはマーリンズのサンディ・アルカンタラ投手で、こちらも1位票31票と圧倒的な支持。以下、マックス・フリード投手(ブレーブス)、フリオ・ウリアス投手(ドジャース)、カルロス・ロドン投手(ジャイアンツ)、ザック・ガレン投手(ダイヤモンドバックス)と続いた。

なお、同サイトはア・リーグではエンゼルスの大谷翔平投手、ナ・リーグではパドレスのダルビッシュ有投手にも票が入ったと付け加えている。