エンゼルス大谷翔平投手(28)が、アスレチックス戦に「3番DH」で出場する。今季はこれを含め残り8試合。打線には、球団ナンバーワン有望株のローガン・オハッピー捕手(22)が8番に入り、メジャーデビューする。

前日27日(同28日)のアスレチックス戦では2試合連続、今月6度目のマルチ安打となる5打数2安打で、自己最長の連続試合安打を12試合に伸ばした。1回に放った左翼方向への二塁打は、あとわずかで35号かというフェンス直撃の大きな二塁打だった。本塁打は11日のアストロズ戦で放った34号を最後に出ていないが、直近7試合は打率3割7分と好調を維持している。

相手先発は今年5月10日にデビューした新人右腕エイドリアン・マルティネス(25)。エンゼルス戦はこれが初登板で、全員が初対戦となる。平均93・8マイル(約151キロ)のシンカー主体の投球で、使用割合は50%。それにチェンジアップ、スライダー、カーブを織り交ぜた投球で、今季メジャーではここまで10試合に登板し、4勝5敗、防御率6・10。