ヤンキースの救援左腕ザック・ブリトン投手(34)は1日、60日間の負傷者リスト(IL)に登録され、今季の登板機会が終了となった。

2021年9月8日に左ひじにトミー・ジョン手術を受け、今季は8月24日からマイナーで8試合に登板した後、9月24日にメジャーの実戦に復帰し、3試合に登板した。合計9人の打者に36球を投じて6四球1三振、防御率13・50だった。

アーロン・ブーン監督は1日、ブリトンについて「30日の登板後にやや疲れがあり、(本格復帰には)時間が足りなかったという印象。無理をさせてダメージを残すようなことはしたくない」とコメントした。

ヤンキースのポストシーズンの戦いに貢献したいと希望していたブリットンの願いは、今季はかなわないことになった。同投手はワールドシリーズ終了後にフリーエージェント(FA)となる権利を有している。(AP)