エンゼルス大谷翔平投手がキャリアハイとなる18試合連続安打をマークした。

3日(日本時間4日)のアスレチックス戦に「3番DH」で出場し、第3打席で右中間を破る適時二塁打を放った。強烈な弾丸ライナーの打球速度は今季3番目に速い117・2マイル(約189キロ)。ア軍の先発右腕マルティネスの甘く入ってきたツーシームを力強く捉えた。

連続安打は日本ハム時代の16年にマークした17試合を超え、打点は今季95打点。2年連続の100打点到達まであと5とした。打率は2割7分5厘で昨年の同2割5分7厘を大きく上回る。ヒットは続いているが、9月11日アストロズ戦の第1打席で34号を放って以来、自己最長ブランクを更新する84打席ノーアーチ。今季の平均打球角度は12度だが、本塁打が出ていない最近20試合では打球角度7度前後で、打球が上がらない状態となっている。

チームはこの日、9回に2点差を追いつかれ、延長戦の末にサヨナラ負け。連勝は7で止まった。残り2試合。最終戦では大谷が先発マウンドに上がる。二刀流で2年連続の完走を果たし、メジャー5年目のゴールへと向かう。(オークランド=斎藤庸裕)