相次ぐケガに見舞われたナショナルズのスティーブン・ストラスバーグ投手(34)の来季について、マイク・リゾGMが「不明」との見解を示した。

2009年ドラフト全体1位で鳴り物入りで入団したストラスバーグは、メジャー3年目の12年に球宴に初選出されたほか、15勝をマーク。19年にはワールドシリーズで2勝を挙げてチームの世界一に貢献し、MVPにも輝いた。

だが、ここ3年は相次ぐケガでなかなかマウンドに立てず。2020年に手根管の手術、21年に胸郭出口症候群の手術を受け、両年通じての登板は7試合のみ。今季は6月9日のマーリンズ戦で復帰登板したが5回途中まで7失点で黒星を喫した。その後肋骨(ろっこつ)に問題が発生し、またも負傷者リスト登録となってしまった。

この3年間での登板イニングがわずか31回1/3となっているストラスバーグの来季について、リゾGMは「今もまだ、不明といった状況だ」とコメント。「彼が受けた手術やリハビリはわれわれにとってもなじみがないもので、日々、様子を見ていくしかない」とし、春季キャンプに入る段階でストラスバーグのリハビリがどこまで進んでいるかを確認するつもりだと話した。(AP)