来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の予選B組4日目が4日(日本時間5日)、パナマで行われ、地元パナマがブラジルに4-0で勝利。2連勝で09年の第2回大会以来、3大会ぶり3度目の本選進出を決めた。もう1試合はニカラグアがアルゼンチンに6-5で勝利。5日の最終日は、ともに2勝1敗となったブラジルとニカラグアが対戦し残り1枠を争う。

パナマは4回、ドジャース傘下でプレーする5番ホセ・ラモス外野手(21)の2ランで先制。投げてはメジャー通算45試合登板の右腕アリエル・フラド(26)が6回途中無失点と好投し、5人の継投でブラジル打線を3安打に抑えた。

ニカラグア-アルゼンチンでは、ニカラグアが2点を追う6回に3連続適時打で逆転に成功。直後の7回に追いつかれたが、その裏に5番ブリトンの適時打で再び勝ち越した。5日に最後の1枠をかけて対戦するブラジルとは初戦で1-4で敗れている。

予選はダブルエリミネーション方式で行われ、上位2チームが本大会に進出。ドイツで行われた予選A組ではイギリスとチェコが予選を突破した。