カージナルスがフィリーズに2連敗を喫し、ワイルドカードシリーズで敗退した。今季限りで引退を公言しているアルバート・プホルス内野手(42)は2番DHで先発。三振、二ゴロの後に2打席連続安打を放ったが、味方打線が無得点と振るわなかった。史上4人目の通算700号本塁打を達成したレジェンドが、バットを置いた。

カ軍先発は元巨人でカージナルスのマイルズ・マイコラス投手(34)だった。2回にフィリーズの主砲ハーパーに先制本塁打を浴びた。カーブを右越えに運ばれた。5回、二塁打を打たれた後、前エンゼルスのマーシュに一塁側へバントを転がされた。これを素手で捕ると、一塁へダイビング送球でアウトに仕留めた。犠打となり、次打者に死球で1死一、三塁とした場面で降板。2番手のモンゴメリーに後を託した。モンゴメリーは四球で満塁とした後、犠飛で失点した。

カ軍は捕手のモリーナも引退する予定となっている。来春WBCではプエルトリコ代表監督として指揮を執る。