巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(48)が、ついに監督就任へ前向きな姿勢を見せた。

15日、金沢市で母校の星稜高校創立60周年記念トークライブに出席。OBから「松井さんが星稜高校の監督になるのは私たちの夢ですが」と質問を受けた。会場から拍手が起きる中「星稜に今も生徒と一緒にいる関係者の方がやるのがいいと思う。私はOBとして応援、サポートはしますが」と1度は否定した。

会場に落胆した空気が流れると、心優しき石川県人は言葉を続けた。「今年は60周年ですよね。90周年か100周年ぐらいまで生きていたらやりましょうか。100周年なら40年後、88歳でしょ。できますよね」。会場の空気が再び熱を帯びた。

盛り上がりに乗じて、司会の元日本テレビアナウンサー上田まりえ氏がたたみかけた。「今日は後ろにカメラがたくさん来ています。言質取りました」と宣言。すると松井氏は「90はやめて100にしましょう。100年で現役だったら、やってもいいんじゃないかな。その時に星稜高校から要請があったら考えさせていただきます。その時までお元気でいてください」と宣言した。