エンゼルス大谷翔平投手(28)が18日、米国から帰国し、羽田空港で記者会見に臨んだ。来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場について「まだ決断はしていないけど、ゆっくり考えたい。栗山監督としての決意とか『一緒に野球をしたい』と言われた。(決断の時期が)いつまでというのはないが、まずはいいコンディションを整えたい」と語った。
公式戦を5日(日本時間6日)に終え、12日で日本に帰国した。1901年以降で初めて規定投球回、規定打席を同時にクリア。「去年に引き続き、個人的にはいいシーズンだった」と、歴史的な1年を振り返った。
今季は投手として28試合に登板してリーグ4位タイの15勝(9敗)、アメリカンリーグ4位の防御率2.33の成績を残した。開幕からローテーションを外れることなく、初めて規定投球回をクリアする166回を投げてリーグ3位の219三振を奪った。奪三振率11.87はリーグ最高だった。
打者としては157試合で打率2割7分3厘、34本塁打、97打点の成績だった。打率は前年(2割5分7厘)から1分6厘上昇した。本塁打は前年より12本減ったが、ジャッジ(ヤンキース)トラウト(エンゼルス)アルバレス(アストロズ)に次ぐリーグ4位だった。打点は前年(100)より減ったが、リーグ7位だった。
投打二刀流の活躍で、ア・リーグのMVP争いは、リーグの本塁打記録を更新したジャッジとの一騎打ちとみられている。MVPは17日(日本時間18日)に発表される。
★WBCに出場した日本人大リーガー
◆06年 イチロー(マリナーズ)と大塚晶則(レンジャーズ)が出場。イチローは33打数12安打(打率3割6分4厘)でベストナイン、大塚は初代世界一を決める決勝のキューバ戦でセーブを挙げた。
◆09年 松坂大輔(レッドソックス)城島健司(マリナーズ)岩村明憲(レイズ)イチロー(マリナーズ)福留孝介(カブス)の5人が出場。3勝の松坂は2大会連続MVP。イチローは決勝の韓国戦で延長10回表に林昌勇(ヤクルト)から決勝の2点タイムリー。
◆17年 13年は大リーガーが参加せず、17年は35歳の青木宣親(アストロズ)が1人参加。3番を打ち、4番筒香嘉智、5番中田翔とともにクリーンアップ。準決勝で米国に1-2と惜敗した。



