エンゼルス大谷翔平投手(28)が18日、米国から帰国し、羽田空港で記者会見に臨んだ。来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場について「まだ決断はしていないけど、ゆっくり考えたい。栗山監督としての決意とか『一緒に野球をしたい』と言われた。(決断の時期が)いつまでというのはないが、まずはいいコンディションを整えたい」と語った。

   ◇   ◇

ライバル国の充実も、大谷のWBC出場意欲をかきたてている。米国は同僚トラウト、ハーパー(フィリーズ)アレナド(カージナルス)ら、最高水準の選手が出場表明。「アメリカも他のラテン系の国の選手もトップクラスばかりが出ている。そこを含めて魅力を感じている」。プエルトリコ代表もコレア(アストロズ)や米国代表から転じた前回MVPのストローマン(カブス)をそろえ、引退するモリーナ(カージナルス)が監督を務める。