メッツなどで活躍しオールスター2度選出を誇るヨエニス・セスペデス外野手(37)が、来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に母国キューバ代表で出場することを表明したと19日(日本時間20日)、地元メディアが報じた。09年以来、2度目の出場となる。

セスペデスは11年に亡命し、12年にアスレチックスでデビュー。1年目に23本塁打を放ち、新人王投票2位に入った。14年にオールスターに初選出。その後レッドソックス、タイガースを経て15年途中にメッツに移籍。同年に自己最多35本塁打を放ち、16年には2年連続の30本を記録し2度目のオールスター選出を果たした。

17年以降はケガに悩まされ、19年はかかとを手術し全休。20年に復帰するも8試合の出場にとどまり、シーズン終了後にFAとなった。現在はドミニカ共和国のウインターリーグでプレーしており、12試合で打率2割5厘を記録している。

キューバ代表はこれまでメジャー選手は出場していなかったが、今回はすでにホワイトソックスのヨアン・モンカダ内野手(27)や同僚のルイス・ロベルト外野手(25)、マリナーズのロエニス・エリアス投手(34)、元中日、阪神のオネルキ・ガルシア投手(33)らが参加を表明しており、注目を集めている。