レイズが、フィリーズからフリーエージェント(FA)となった右腕ザック・エフリン投手(28)と3年総額4000万ドル(約56億円)で契約に合意したことが分かった。メディカルチェックの結果待ちだという。MLB公式サイトの マーク・フェインサンド記者が伝えている。

レイズは1997年にウィルソン・アルバレス投手と5年総額3500万ドルの契約を結んでおり、FA選手としてはこれが最高額だった。だが、今回のエフリンの契約がこれを更新し、総額で球団史上最高額となる。

エフリンは2016年にフィリーズでデビュー。メジャー7年目の今季は右膝のけがで3カ月近く離脱を強いられ、20試合登板(先発13試合)で3勝5敗、防御率4・04という数字だった。それでも、けがから復帰した9月以降はポストシーズンも含めて18回1/3を投げて2セーブを記録。防御率2・45、21三振をマークしている。