パドレスのダルビッシュ有投手(36)が6日、来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する決断をしたと、自身のツイッターアカウントで発表した。侍ジャパンの栗山英樹監督(61)とのツーショット写真を投稿し「栗山監督に『来年のWBCに出場しなさい』と言われたので出場します」とコメントを添えた。同監督は4日に渡米することを明かし「(米国にいる)日本の選手を、もう1回。話さないといけない人たちもいる」と話していた。

ダルビッシュは2012年にポスティングシステムでレンジャーズに移籍し、今季がメジャー10年目。30試合に登板し16勝8敗、防御率3・10と好成績を残していた。WBC出場は、日本が優勝を果たした09年以来となる。

◆ダルビッシュのWBC 09年3月の第2回大会に出場。当時は日本ハム5年目開幕前の22歳6カ月だった。初戦の1次ラウンド中国戦で先発勝利を挙げ、準決勝からは抑えでフル回転。準決勝の米国戦(先発松坂)、決勝の韓国戦(先発岩隈)で2日続けて最後に投げ、延長10回表にイチローの2点打で勝った韓国戦では胴上げ投手に。日本の連覇に貢献した。