レッドソックスが通算391セーブのベテラン右腕ケンリー・ジャンセン投手と2年3200万ドル(約44億8000万円)で契約合意したようだ。これはMLB公式サイトのマーク・フェインサンド氏らが報じたもので、球団からの正式発表はまだされていない。

35歳のジャンセンは2010年にドジャースからメジャーデビュー。3年目の12年からクローザーに定着し、17年には41セーブでタイトルを獲得。20年にはワールドシリーズ制覇も経験した。今季はブレーブスへ移籍し、5勝2敗41セーブ、防御率3・38で2度目の最多セーブのタイトルを獲得した。通算成績は766試合の登板で42勝28敗391セーブ、防御率2・46。

今季は沢村拓一投手が在籍していたレッドソックスはブルペンが弱点とされ、防御率4・59(両リーグ26位)、67回のセーブ機会で39セーブしか挙げられなかった。その強化のため今オフはすでに元中日の左腕ジョエリー・ロドリゲス、元日本ハムの右腕クリス・マーティンの両リリーフ投手を獲得。さらに新守護神候補として実績十分のジャンセン確保にも成功したようだ。