昨年9月にレッドソックスから自由契約になった沢村拓一投手(34)が、日本球界復帰よりもメジャーでのプレーを希望していると、1日(日本時間2日)付で移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」がボストン・グローブ紙の情報として伝えた。

沢村はロッテから海外FA権を行使し、21年にレッドソックスと2年300万ドル(約4億500万円)で契約。1年目は55試合で防御率3.06、2年目の昨季は49試合で防御率3.73だった。昨季は7月まで防御率2点台を維持していたが、最後の15登板は防御率6.46と精彩を欠き、8月下旬に40人枠から外れ9月12日に自由契約となった。

「トレード・ルーマーズ」によると、3年目は年俸370万ドル(約5億円)の球団オプション、もしくは年俸190万ドル(約2億5700万円)の選手オプションがあった。しかし沢村は40人枠を外れ、自らリリースを申し出て契約を破棄。代わりに100万ドル(約1億3500万円)のバイアウトが支払われたという。