レッドソックスの地元紙ボストン・ヘラルドが、今後3シーズンの同球団のラインアップを予想。オリックスからポスティングシステムで、5年総額9000万ドル(約122億円)という契約でレッドソックスに移籍した吉田正尚外野手(29)が1番に入り続けると評価した。

吉田は昨季、オリックスで508打席に立ち、80四球、41三振、出塁率4割4分7厘の成績を残した。記事では、吉田のその数字を引き合いに「驚くべき出塁率を記録していて、レッドソックスでムーキー・ベッツ以来の正リードオフマンとなり得る」とコメント。レッドソックスは上位打線に才能ある選手がそろっているが、「吉田はその中でも一番重要な要素だろう」と期待を込めた。

ただし、期待通りの活躍をすれば「お買い得」だとする一方で「万が一、吉田の打席でのアプローチと打撃スキルが、大幅にレベルの上がるメジャーの投手に対して通用しなければ、レッドソックスは愚か者と見られる可能性がある」ともつづっている。

2023年シーズンの打順予想は次の通り。

1番左翼 吉田正尚

2番三塁 ラファエル・ディバース

3番遊撃 トレバー・ストーリー

4番一塁 トリストン・カサス

5番DH ジャスティン・ターナー

6番右翼 アレックス・バードゥーゴ

7番二塁 クリスチャン・アローヨ

8番中堅 エンリケ・エルナンデス

9番捕手 リース・マクガイア