ドジャースが、DV規定違反で出場停止処分を受けた先発右腕トレバー・バウアー(31)を自由契約にしたと13日、AP通信が伝えた。

バウアーは6日にメジャー40人枠から外れ、ウエーバーにかけられたが獲得希望の球団はなかった。今年が3年契約の最終年で、今季年俸の約2250万ドル(約30億4000万円)はドジャースがほぼ負担し、他球団は最低年俸の72万ドル(約9720万円)で契約できる。

バウアーは21年6月に女性に対する暴行疑惑が浮上し制限リスト入り。当初は324試合の出場停止処分を受けたが、昨年12月に異議申し立てにより処分期間が194試合に短縮され、ただちに復帰可能となっていた。

バウアーはメジャー10年で通算83勝69敗、防御率3・79。レッズ時代の20年にサイ・ヤング賞に輝いた。