カブスのニコ・ホーナー内野手(25)は、ダンズビー・スワンソン遊撃手(28)の新加入によって、2023年シーズンから二塁に復帰することについて「全く問題ない」と自信を示した。

ホーナーは2018年ドラフト1巡目でカブスに指名され入団し、メジャーでは68試合で二塁を守った経験があるが、昨季は135試合すべてで遊撃を守り、打率2割8分1厘、10本塁打、55打点、20盗塁をマークした。

一方、ゴールドグラブ賞獲得の実績を持つスワンソンは今オフ、フリーエージェント(FA)で、7年総額1億7700万ドル(約238億9000万円)という大型契約を結び、カブスに入団。昨季は打率2割7分7厘、25本塁打、96打点、18盗塁の成績だった。

ホーナーはカブスのファンコンベンション初日の13日に、新加入のスワンソンについて「昨季全試合に出場し、評価も非常に高い。カブスに大きなインパクトを残すだろう」とコメント。

その上で、「メジャーで遊撃手を務めることは夢だったが、いまのチームでのニーズは明らか。(二塁手に復帰することは)全く問題ない」と言い切った。

なおカブスはホーナーとの年俸調停を回避し、1年252万5000ドル(約3億4000万円)で合意した。(AP)