マリナーズは19日、ジャイアンツから自由契約になったトミー・ラステラ内野手(33)と1年契約を結んだと発表した。今季の年俸1150万ドル(約15億円)はジャイアンツがほぼ負担し、マリナーズは最低年俸の72万ドル(約9360万円)の支払いのみで済む。

ラステラは14年にブレーブスでデビューし、15年にカブス移籍。18年には代打の切り札として活躍し、代打打率3割超えを記録した。エンゼルスに移籍した19年には80試合で打率2割9分5厘、16本塁打、44打点をマーク。自身初のオールスターに選ばれた。

20年途中にアスレチックスにトレードされ、同年オフにジャイアンツと3年総額1875万ドル(約24億4000万円)で契約。しかし移籍後は低迷し、昨季は60試合で打率2割3分9厘、2本塁打、14打点。契約1年を残して12月28日にメジャー40人枠から外れ、今月5日にリリースされた。