昨季両リーグを通じて最多の41盗塁をマークした、ユーティリティープレーヤーのジョン・ベルティ選手(33)が、マーリンズとの年俸調停を回避し、1年契約で合意したことが分かった。MLB公式サイトが伝えている。

年俸は明らかにされていないが、情報筋が同サイトのマーク・フェインサンド記者に語ったところによると、212万5000ドル(約2億7600万円)が保証されているとのこと。なお、2024年については球団オプションとなるが、こちらは年俸350万ドルにインセンティブが上積みされる形で、最高で412万5000ドルとなる可能性もあるという。

ベルティはメジャー2年目の2019年に17盗塁を記録すると、翌年8月のメッツ戦でホームスチールを含む1イニング3盗塁を決めて話題に。昨季はキャリア最多の102試合に出場し、打率2割4分、キャリア最高の28打点を記録した。二塁、三塁、遊撃、左翼、中堅を守り、さらに指名打者も務めていた。