昨季ア・リーグ記録を更新するシーズン62本塁打を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)が、日本の3大会ぶりの優勝で終えたWBCを振り返り、2026年の次回大会に言及した。23日、地元紙ニューヨーク・ポスト電子版が伝えた。

ジャッジは、大谷がトラウトから空振り三振を奪って優勝を決めたシーンに「トラウトがホームランを打って同点に持ち込んで欲しかったが、球界最高の2人の対決がフルカウントからの1球で決まったのは、野球ファンなら誰もが望んだこと。同じチーム同士、そして球界トップの2人(の対決)は他では決して見られない」とコメントした。

また、3年後に開催される次回大会への出場には「3年先のことだから、今言うのは難しい。その時になればわかる。楽しくて素晴らしい大会で、世界中を魅了した。多くの子供たちが夜遅くまで起きて試合を観戦し、球界最高の選手たちが競い合った」と、明言を避けた。

ジャッジは昨季ア・リーグ新となる62本塁打を放ち、12月に9年総額3億6000万ドル(約486億円)で再契約。WBCへの出場が期待されたが、参加を見送った。オープン戦はここまで12試合で打率3割4分5厘、1本塁打、4打点を記録している。