【ピオリア(米アリゾナ州)23日(日本時間24日)四竈衛】侍ジャパンの最年長としてチームを束ねたパドレスのダルビッシュ有投手(36)が、同地のキャンプ施設でチームに合流し、練習を再開した。今回のWBCでの言動を、同じ09年Vメンバーのイチロー氏(49)が絶賛したことを伝え聞き、「本当に光栄」と感激。開幕へ向けた調整や登板日程は未定だが、パ軍との「ダブル世界一」へ向けて、ベテラン右腕が再スタートを切った。

◆ダルビッシュ主な一問一答

-今後について

投手コーチとは少し話をして、この後どういう予定でどういうふうにやっていくかというのはあるんですけど。結構難しい部分があったので、侍ジャパンとしてはもちろん勝つことがメインだし、パドレスとしては選手を貸してる側だからイニングをちゃんと投げてもらわないと困るというところで、その間にいた。正直疲れた部分はありますけどね。

-自身を犠牲にした部分もあったと思うが

宮崎から行く時点で自分のことを100%にするのは難しいとはわかってました。そこを踏まえて行っているので。でも、若い選手たちと関係を築いたり、仲良くなれたので、そういうところで自分も良かった部分はたくさんあります。

-開幕まで

コンディションとしては、帰ってきて自分のルーティンに戻れば、体の疲れであったり、精神的な部分というのはだいぶ変わってくると思う。

-それだけの覚悟

自分がどういうことを求められているかというのは、自分の年齢だったり、今までの経験だったり、理解はしてましたので。

-若手への助言で得たこと

たくさんありすぎて、意見交換はしていたので。いろいろと勉強になることはありましたし、何よりいい関係になれたことがよかったです。