ヤンキースは30日(日本時間31日)、レイズから救援右腕コルテン・ブルワー投手(30)を金銭トレードで獲得したと発表した。ブーン監督が示唆していた「新たな投手」とみられる。

同監督はこの日ジャイアンツ戦前の会見で「ブルペンは7人体制で(開幕戦に)臨んでいるが、明日がオフで、新たな選手獲得の話し合いも進んでおり、ここ1、2日で変更があるだろう。新しく投手を獲得するかもしれないし、マイナーから上げることもできる」と話していた。ブルワー獲得の発表を受け、MLB公式サイトや地元紙ニューヨーク・ポスト電子版は、同監督がこの契約を示唆していた可能性が高いと伝えている。

ブルワーは18年にパドレスでデビューし、レッドソックスに移籍した19年には58試合で防御率4.12を記録。しかしそれ以降は登板機会が減少し、21年は1試合の登板のみ。昨季はロイヤルズ3Aでプレーし、シーズン終了後にレイズとマイナー契約を結んでいた。今オープン戦は8試合で計9回1/3を投げ自責点0、15奪三振と好投していた。