昨季ア・リーグ本塁打記録を更新したヤンキースの主砲アーロン・ジャッジ外野手(30)が、試合後の取材でエンゼルス大谷翔平投手(28)に言及した。

大谷はヤンキース戦に「2番DH」で出場し、初回に右翼ジャッジの頭上を越える4号先制2ランを放って勝利に貢献。ジャッジは初回について「大谷が1発を放って、トラウトがヒットで続いた。強力なワンツーパンチだよ。今後の試合も彼らと戦うのが楽しみ」と振り返った。

大谷の本塁打で自分も1本欲しくなったかとの問いには「そんなことはないよ。先制されたし、こっちもやるべき仕事があるからね。大谷やトラウトのような選手と戦う場合は我々もベストな攻撃をしなければいけない」とコメント。さらに大谷はライバルかと聞かれ「友達だよ。僕は彼の大ファン。彼のプレーを見るのは楽しい。打席だけじゃなくマウンドでもね。ライバルというよりはフレンドリーな競争。彼がやっていること、そして球界にもたらしていることが大好き。これから数日間、彼を見られるのが楽しみ」と話した。

大谷が今オフFAになることに「楽しみだね。球界トップクラスの打者で、トップクラスの投手。彼のような選手がFAになるのは見たことがない。どこのチームにいくのかわくわくする」と注目。ヤンキースに誘うつもりかと問われると「いやいや、まだだよ。LA(ロサンゼルス)で特別な選手だし、今は遠くから眺めるだけ」と話すにとどめた。

ジャッジはこの日、「2番右翼」で出場。4回に2点差に迫る左犠飛を放ったが、3打数無安打1打点2三振に終わった。