27日付のMLB公式サイトが、エンゼルス大谷翔平投手(28)の「もう1つのスピード」を特集する記事を掲載した。

大谷といえば100マイル(約161キロ)超えも記録するフォーシームを持ち、平均球速は97マイル(約156キロ)。打球速度も速く、115マイル(約185キロ)以上の打球を多く放っている打者ではメジャー3番目だという。走塁のスピードも速く、本塁から一塁へのスプリントスピードは4・09秒でレギュラー選手で最も速い。

これに今季、もう1つの「スピード」が加わった。ピッチクロック導入をきっかけに投球テンポのスピードアップをした投手ではメジャー屈指だという。昨季は走者なしで投球時間が平均21・7秒かかっており、エンゼルスの投手陣では3番目に長かった。だが今季は走者なしで平均15・3秒としており、平均6・4秒も短縮。メジャーでは、ホワイトソックスの先発右腕コペックの8・0秒短縮、レッドソックスの先発右腕ホークの7・2秒短縮に次ぐ3位のスピードアップとなっているという。