アスレチックスは19日、元西武のザック・ニール投手(34)を40人枠から外し事実上の戦力外とした。11日に18年以来、5年ぶりのメジャー昇格を手にしたニールだったが、2試合で2被弾を含む4安打3失点で防御率8・10と乱れ、わずか4日でマイナーに降格していた。今後はトレードかウエーバーにかけられ、獲得球団がなければマイナーにとどまるか自由契約となる。

ニールは16年にアスレチックスでデビューし、1年目は24試合で2勝4敗、防御率4・24をマーク。その後はメジャーに定着せず、ドジャースを経て19年に来日。NPB1年目は外国人記録タイの11連勝を記録するなど12勝を挙げたが、20年は6勝、21年は1勝に終わり退団した。昨季はロッキーズ傘下3Aでプレーしたが、29試合で防御率7・10だった。

10勝35敗と低迷しているアスレチックスは、今季すでに藤浪ら計21人がリリーフ登板。13日には元DeNAのスペンサー・パットン投手(35)を40人枠から外している。