カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(25)がガーディアンズ戦に「1番中堅」で出場し、マルチ安打で5試合連続安打をマークした。

両チーム無得点で迎えた2回2死走者なしの第2打席。20年サイ・ヤング賞に輝いた相手のエース右腕ビーバーに対し、1ボールからの2球目の外角低めカットボールを引きつけて中前に運んだ。1回先頭の第1打席では同じ外角低めカットボールに見逃し三振しており、一矢報いる一打となった。

4点を追う6回先頭では、同じくビーバーから初球の90マイル(約145キロ)フォーシームを右前に運び、4番アレナドの犠飛でチーム初得点となるホームを踏んだ。

さらに2点を追う9回1死二塁の第5打席は相手の守護神クラセに対し、ファウルなどで9球目まで粘り、100マイル(約161キロ)の高めカットボールを強打。左翼フェンス直撃の適時二塁打となった。

7回2死一塁の第4打席は四球で、4打数3安打、1打点1得点、1四球。打率を2割8分5厘まで上げた。マルチ安打は今季11度目で、3安打以上は5度目となる。

チームはビーバーから2点を奪ったが強力救援投手陣に対して苦戦。ヌートバーの活躍などで追い上げたが1点及ばなかった。