マーリンズに3戦スイープを喫したエンゼルスは大谷翔平選手とマイク・トラウト外野手の快音が響かず、2人合わせて3連戦で24打数5安打に終わったが、フィル・ネビン監督は「そういうこともある」とあまり気にしていない様子だ。ロサンゼルス・タイムズ紙が伝えている。

大谷は第3戦の4回に今シリーズで唯一の安打を記録したのみ。3連戦は計12打数1安打、1四球、5三振、1盗塁という内容だった。一方のトラウトも第1戦と第2戦でそれぞれ2安打だったものの、第3戦ではヒットなし。9回には二死二、三塁のビッグチャンスを迎えたが、大事な場面で一本が出なかった。

エンゼルスの完封負けは2022年8月21日のタイガース戦以来、実に95試合ぶりだったが、ネビン監督は大谷とトラウトについて「そういうこともある。彼らのことは心配していない。そこから抜け出して、爆発してくれるよ。今は2人ともベストな状態ではないかもしれないというだけのこと」と心配せず、「それにマイクは勝利や同点のチャンスの場面には立てている。そんなことが毎日あるんだから」と続けた。