アスレチックス藤浪晋太郎投手(29)が今季2勝目をつかんだ。

同点の9回2死から登板。2年連続30本塁打の3番ライリーをカウント2-1から内角高めの157キロ直球で捕邪飛に打ち取った。

ナ・リーグ東地区首位に立つブレーブスの攻撃を断ち切ると、その裏に1死満塁から三塁手の野選でサヨナラ勝ちを収め、藤浪に12日レンジャーズ戦以来となる2勝目(5敗)が転がり込んできた。

前日30日は同カードでメジャー初ホールドをマーク。8回から登板し、1発を浴びたが1失点に抑え、ストライク率78%と過去最高だった。チームも11連敗を止め、この日は今季2度目の連勝。12勝45敗、勝率2割1分1厘と歴史的敗戦ペースは変わらないが、藤浪が救援で勝利を呼び込む投球を少しずつ重ねてきている。

先発としては0勝4敗、防御率14・40。中継ぎとして2勝1敗、防御率9・60となった。