レッドソックス吉田正尚外野手(29)が、7号先制ソロと二塁打を放って4試合連続、今季21度目のマルチ安打を記録した。4打数2安打1打点2得点で今季成績は打率3割1分7厘、7本塁打、31打点、OPS・899とした。打率は前日から4厘上げ、ア・リーグ順位も3位から2位に浮上した。1位はビシェット内野手(ブルージェイズ)の3割3分3厘。

吉田は「4番DH」で出場し、2回先頭の第1打席で先発右腕ウィーバーの内角カットボールを右翼ポール際へ運ぶ、20試合ぶりの7号ソロ。3-5の8回先頭の第4打席では、救援右腕シムズの2球目フォーシームを左翼にはじき返し、グリーンモンスター直撃の二塁打とした。4回は遊ゴロ、6回は遊撃への併殺打だった。

連続マルチ安打が始まった5月27日のダイヤモンドバックス戦から4試合で14打数9安打と打撃絶好調。この日から始まったオールスター戦(7月11日・シアトル)のファン投票ではア・リーグ外野手部門で候補入りしており、新人では17年ジャッジ(ヤンキース)以来となるファン投票選出にも追い風となりそうだ。

 

【動画はこちら】吉田正尚が4戦連続マルチヒット 8回にはグリーンモンスター直撃の二塁打放つ