米CBSスポーツは1日、8月1日のトレード期限までに放出されそうな有力選手20人をピックアップした記事を掲載。そのトップに大谷翔平選手(エンゼルス)が取り上げられた。

同記事の寸評では大谷のトレードが有力なことは「誰もが知っていること」と断言。エンゼルスとしては放出したくないだろうが現実は時に非情であり、無節操な楽観主義が長期的戦略として有効なことはほとんどないと厳しく指摘し、エンゼルスはワイルドカード争いでア・リーグ東地区の強豪に勝つ可能性、そして大谷の争奪戦に勝つ可能性をもう一度冷静に検討する必要があるとした。

なお新天地候補にはドジャースのほか、千賀滉大投手が在籍するメッツ、ダルビッシュ有投手のいるパドレスを挙げている。

そのほかでは、2位の右腕ルーカス・ジオリト投手を筆頭に、ディラン・シーズ投手(5位)、ティム・アンダーソン遊撃手(6位)、ヤスマニ・グランダル捕手(7位)など、20位以内に6人が挙がったホワイトソックスが草刈り場に。3位はシェーン・ビーバー投手(ガーディアンズ)、4位はエドゥアルド・ロドリゲス投手(タイガース)と、大谷以外はア・リーグ中地区で低迷している球団の主力が上位を占めた。