レッドソックス吉田正尚外野手が、ガーディアンズ戦に「2番左翼」で出場し、今季24度目のマルチ安打で4度目の猛打賞をマークした。

20年サイ・ヤング賞に輝いたエース右腕シェーン・ビーバー(28)に対し、1回1死走者なしの第1打席は1ストライクからの2球目、外角低めチェンジアップをとらえ中前打。2点を追う3回2死走者なしの第2打席は2ボールからの2球目、外角高め92マイル(約148キロ)のフォーシームを左前へはじき返した。2点を追う6回先頭の第3打席は、カウント1-1からの3球目、低めスライダーを右中間へ運ぶ二塁打だった。

ビーバーが降板した後の7回2死一塁の第4打席は一ゴロ、8回2死一、二塁の第5打席は空振り三振だった。5打数3安打、1得点で、打率は3割1分9厘。首位打者争いでトップに立つブルージェイズのビシェット内野手とは、試合前の2分1厘差から1分3厘まで差を縮めた。

チームは8回に代打レフスナイダーが逆転適時打を放ち、連敗を3で止めた。

【動画】吉田正尚、第3打席は6回先頭打者で右中間破る二塁打! 左右に打ち分け猛打賞