エンゼルス大谷翔平投手(28)がマリナーズ戦に「2番DH兼投手」で、今季13度目の先発マウンドに上がった。5回を3安打6四死球で3失点、6奪三振。97球で降板し、勝ち負けはつかなかった。防御率は3・32。

立ち上がりは制球に苦しんだ。カウント3-1から先頭打者を歩かせ、2死一塁から4番ケレニックに84マイル(約135キロ)スイーパーを右中間への11号2ランにされた。これで3試合連続の初回先制失点となり、続く2人にもストレートの連続四球。2死満塁は空振り三振でしのいだが、初回だけで31球(14ストライク)を投じた。

2回はテンポ良く12球で3者凡退。8番フォードを見逃し三振、9番カバジェロを三ゴロ、1番クロフォードを三塁へのファウルフライに打ち取った。

3回も無失点。1死から3番フランスのバットをスイーパーで真っ二つに折ったが、力で一塁手の後方に落とされた(記録は右前安打)。後続2人を抑え、3回までに5奪三振。球数は60球。

その裏、2死一塁から同点の17号2ランを放った。

4回も快調なピッチング。先頭をフルカウントから歩かせたが、続くスアレスは二塁ライナー。一塁走者が飛び出し、併殺で走者を消した。8番フォードは空振り三振で、これで毎回奪三振の6K。その裏、レンヒーフォの勝ち越し適時打で3-2とリードした。

5回は2四死球で1死一、二塁を招いた。そして3番フランスに同点打を中前に落とされた。続く4番ケレニックは併殺打に打ち取った。

6回は2番手で新人ジョイスがマウンドに上がった。

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