【アナハイム(米カリフォルニア州)9日(日本時間10日)=斎藤庸裕】エンゼルス大谷翔平投手(28)がマリナーズ戦に「2番DH兼投手」で出場し、5回3安打3失点で勝敗はつかなかった。

6四死球など今季ワーストの投球と自己評価したが、打者としては17号2ランを含む4打数3安打2打点でチームの5連勝に貢献した。

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大谷が前カードで再会したカブス鈴木誠也外野手(28)との同学年対決を振り返った。3連戦中、各試合のウオーミングアップ中に談笑。「ケガで(シーズンの)最初出られなかった苦労もあったと思いますし、2人とも健康な状態で試合に出られるのが一番、お互いうれしいんじゃないかなと。僕自身もそうですし、誠也もここからケガなく、シーズンまず走り抜けてほしいなと思います」とエールを送った。また、鈴木から「ケチ谷」と言われたことについては「初めて聞きました。僕も教えられるようなバッティングをしてないので、お互い頑張りたい」と笑った。