メッツ千賀滉大投手(30)がパイレーツ戦に登板し7回を2安打1失点(自責点0)と好投し、今季6勝目(3敗)を挙げた。

好守に助けられた場面もあったが、守備に足を引っ張られながら耐えた場面もあった。3回2死から3者連続四球を与え満塁のピンチを作ったが、センターのフェンス際に飛んだ大きな打球を中堅手ニモが後ろにジャンプしながらキャッチするファインプレーで失点を阻止。救われた千賀は、マウンドで両手のコブシを天に突き上げ喜んだ。

4回には1死一塁から一塁手キャナと遊撃手ギョーメのダブル失策で一死一、三塁のピンチに陥り、次打者の二ゴロで得点を許し、さらに二塁手マクニールの失策で一塁走者を三塁に進めたが、後続を落ち着いて三飛と三ゴロに打ち取り失点を最小限にとどめた。

7回まで96球を投げ2安打1失点(自責点0)、6奪三振4四球。防御率は3・34となった。7回まで投げたのは5月30日のフィリーズ戦以来、メジャー最長タイとなる。

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