アスレチックス藤浪晋太郎投手(29)が好救援で、チームハーラー単独トップの3勝目(6敗)を挙げた。

ブルワーズ戦で同点の9回1イニングを無失点に抑え、チームはタイブレークの延長10回に1点を勝ち越し。その裏は左腕ロングが今季初セーブで締め、藤浪に勝利投手が付いた。

チームは今季最長の4連勝を飾ったが、ようやく16勝目(50敗)で勝率2割4分2厘は両リーグワースト。3勝目の藤浪がチーム最多勝に浮上し、2勝タイのジャクソンとメイの両右腕も救援で挙げた勝利のみとなっている。

この日の藤浪は20試合目の登板で、1回を無安打1四球で無失点、1奪三振。15球中、カットボール2球以外はすべて直球で攻め、最速は101・1マイル(約163キロ)。101マイル超えは通算6球となった。防御率は11・23。