8回までに12残塁と拙攻を続けたマーリンズ打線が、9回に一挙5得点と猛反撃に成功し、勝利を収めた。

目下リーグ首位打者のルイス・アラエスはついに打率4割を突破。4打数2安打で、打率4割2厘とした。

スキップ・シューメーカー監督は打線について、「チャンスを作りながらあと1本が出ていなかったが、ようやく9回に爆発してくれた」とコメントした。

先発のサンディ・アルカンタラ投手は、過去5試合の先発で防御率5・79と不振が続いていたが、7回で3安打1失点の好投。4回にアンドリュー・ボーンにソロ本塁打を浴びた1失点のみにとどめた。

アルカンタラは降板後、「目の前の1イニングずつ、全力投球することを意識して投げた」と振り返った。(AP)