エンゼルス大谷翔平投手(29)が、7日(日本時間8日)から前半戦最後のドジャースとの敵地2連戦に臨む。ここまで両リーグ最多の31本塁打。自己最多46本を放った21年は、オールスター前に33本を放っていた。同じロサンゼルスに本拠地を置く「フリーウエーシリーズ」で、自己最多を更新するのか注目される。
記録的な本塁打ペースに、全米から視線が注がれる。チーム90試合目で32号を打てば、昨年61年ぶりにア・リーグ記録を更新したジャッジ(ヤンキース)の試合数と並ぶ。ジャッジは同じ試合で33号も打ったため、大谷にも1試合2発の期待がかかる。ましてや、今オフにはFAとなる大谷は、移籍先として資金力豊富でチーム成績も良好なドジャースが最有力とみられている。主砲トラウトの故障でエ軍は今後の苦戦が予想されるため、8月1日のトレード期限を前に大谷の動向調査は過熱する。
この日はスポーツイラストレーテッド誌(電子版=SI)と「ジ・アスレチック」の米メディアから、同時に前半戦MVPとして選出された。SI誌は「歴史を追いかけている」と昨季MVPのジャッジと比較し、三塁打やWARなど、他部門での活躍も絶賛した。アスレチックは「『最高殊勲大谷賞(Most Valuable Ohtani award)』と『普通の人間にとってのMVP』に分けるべき」と主張。さらに「今後8年ぐらいはトロフィーの半分ぐらいを大谷に渡しておいた方がいい」と、今季にとどまらない活躍を予想した。
右手中指の爪とマメの影響で、10日の本塁打競争、11日のオールスター登板はなくなった。残り2試合は打撃に集中できる環境が整う。前半戦のラストスパートをかける。



