メジャー通算163勝の先発左腕、コール・ハメルズ投手(39)が4日(日本時間5日)、現役を引退した。この日、2月にマイナー契約を結んだパドレスから任意引退選手として発表された。

ハメルズはフィリーズなどメジャー15年で4球団でプレーし、通算423試合(422先発)に登板し163勝122敗、防御率3・43、2560奪三振。フィリーズ時代の2008年にはポストシーズンで4勝をマーク。リーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズのMVPに輝き、38年ぶり2度目の世界一に貢献した。

2018年以降はケガなどに苦しみ、ブレーブス時代の2020年は1試合に登板したのみで、表舞台からは遠ざかっていた。