地区優勝へマジック「2」としていたブレーブスが、敵地で2位のフィリーズに勝利し、ナ・リーグ東地区6連覇を決めた。この勝利でフィリーズとのゲーム差は「17」に拡大。96勝50敗、両リーグトップの勝率6割5分8厘を誇り、圧倒的な強さを見せている。

チームOPSが8を超える強力打線は初回、3番ライリーの35号2ランで先制。3回には再びライリーが犠飛で追加点を挙げ、4回には8番ピラーが適時打を放った。投げては、今季のサイ・ヤング賞候補にも挙がる先発右腕ストライダーが7回4安打1失点、2四球9奪三振と好投。今季リーグトップの17勝目(5敗)を挙げた。9回は右腕イェイツが3人で締め、敵地でブーイングが起きる中、選手やスタッフらがグラウンド上で喜びを分かち合った。

ブレーブスの地区優勝は23度目。MLB公式サイトによると、9月13日での優勝は02年の9月9日に次いで球団史上2番目の最速記録だという。なお、前日に球団記録に並ぶ51号を放った主砲オルソンはこの日は無安打に終わった。