エンゼルス大谷翔平投手(29)について2年前に不適切発言をし炎上した米テレビコメンテーターのスティーブン・A・スミス氏が20日(日本時間21日)、再びテレビでアンチ大谷発言をし物議を醸した。

米専門テレビ局ESPNの人気トーク番組「ファーストテイク」に出演。右肘の手術を受け今季終了後にフリーエージェント(FA)となる大谷について「彼が5億ドル(約725億円)の契約を得るという議論はもう聞きたくない。2025年まで投げられない。フィールドで何ができるかということに見合った金額であるべき。エンゼルスは勝てない。ドジャースのように勝っているチームに、5億ドルの選手などいない」と主張。「この前、オオタニが登板している試合を見たが、空席がたくさんあった。客席を埋められないし、勝てない。私だったら彼に5億ドルなんて出さない」と言い放った。

この発言に、SNSでは野球ファンから「彼は野球を知らない」「野球に関していつもばかげたことを言っているが、これは酷すぎる」など反発の声が上がっている。

同氏は2年前にも「英語を話せないオオタニは野球界の顔にはなれない」と不適切発言。後に謝罪する騒動があった。