【アナハイム(米カリフォルニア州)10月1日(日本時間2日)=斎藤庸裕】エンゼルス大谷翔平投手(29)のメジャー6年が終了した。

球団との契約延長がまとまらなければ、ワールドシリーズ終了後にフリーエージェント(FA)となる。残留か、移籍か-。米4大プロスポーツ史上初となる総額5億ドル(約725億円)規模の大型契約になるとの予測もあり、FAなら争奪戦は必至。米重鎮記者が大谷の去就を予想した。

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ロサンゼルス・タイムズ紙マイク・ディジオバンナ記者(ドジャースやエンゼルスの取材歴19年)

「エンゼルスは彼が加入してから6年間、勝てていないし、移籍すると思う。ドジャースは、完璧にフィットするだろう。プレーオフにいけるチームであり、投手が必要ではあるけど、来年、彼がピッチングをしなくても大丈夫。このチームには素晴らしい若い投手がたくさんいるからね。ファーム組織も充実している。毎日、出なくてはいけないわけでもなく、彼を休ませることもできる」