ブレーブスとフィリーズが対戦した7日のナ・リーグ地区シリーズ第1戦(5回戦制)で、ファンがボトルや缶などを投げ込んで抗議した件について、ブレーブスのブライアン・スニトカー監督が「余計なことだった」と憤りを示した。アトランタの地元テレビ局WSBTVが伝えている。

問題が発生したのは8回。フィリーズのJ・T・リアルミュート捕手の打席で、ショーン・マーフィー捕手が打撃妨害を取られ、リアルミュートが出塁。満塁の場面だったため、これで押し出しとなり、2-0でリードしていたフィリーズが1点を追加した。

ブレーブスはチャレンジを行い、審判団はプレー動画を確認したものの、結局判定は覆らなかった。するとこれに納得のいかないファンがフィールドにビンや缶などを投げつけて抗議。その結果、試合が一時中断する事態となった。

スニトカー監督は試合後「私もフィールドでああいうシーンに出くわしたことがあるが、水の入ったボトルが投げ込まれると手榴弾のようで怖いし、選手が深刻なけがを負うこともあり得る。余計なことだった」とコメント。ファンの行為は危険であり、許されないとの見解を示した。