カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(26)が25日、神宮球場で小学生を対象にした「KEBOZ野球教室」で講師を務めた。

打撃練習の前には「どんな打ち方でも、スイングする時はバランスが取れたスタンスで構える。打席に入る前に計画を立て、2ストライクまでは高めなのか低めなのか真ん中なのか狙い球を絞る。小学生、中学生ならストレートを待った方がいい」と具体的なアドバイスを送った。

WBCの日本代表でもムードメーカーを務めたように、子供たちが打撃を実演すると「グッドスイング」「グッドリーブ(よく見逃した)」を連発し、明るい雰囲気をつくった。約40分の指導を終えると「子供たちは楽しんだかもしれないが、自分も楽しかった。打撃や投球を見て、将来メジャーリーガーになる可能性を感じたのは1人2人じゃない」と満足そうに笑った。