殺人などの容疑で逮捕された元ロッテとオリックスのダン・セラフィニ元投手(49)が10月31日に裁判に初出廷し無罪を主張したと1日付の複数の米メディアが伝えた。

事件は21年にカリフォルニア州レークタホ地区で起こり、セラフィニは妻の父親を銃で殺害した容疑などがかけられている。

地元テレビ局KTLAの電子版によると、事件当日に被害者の自宅の防犯カメラには覆面をした男の姿が映っており、捜査当局はこれがセラフィニであるとしている。義父の殺人容疑の他、義母の殺人未遂、民家への侵入窃盗、子どもを危険にさらした容疑などもかけられているという。

セラフィニはオレンジ色のつなぎ服に手錠を掛けられた状態で出廷。検察官の話によると、有罪になれば死刑か仮釈放なしの終身刑の可能性があるという。

ツインズやカブスなどメジャー6球団で7年間プレーしたセラフィニは、2004年からロッテとオリックスでプレー。日本では74試合に登板し18勝17敗、防御率4・13だった。