米大リーグは15日、最も優秀な投手に贈られるサイ・ヤング賞を発表し、ナ・リーグはブレーク・スネル投手(30)が5年ぶり2度目、ア・リーグはヤンキースのゲリット・コール投手(33)が満票で初受賞した。スネルは18年のレイズ時代に続く史上22人目の複数回受賞で、両リーグの受賞はシャーザー以来7人目の快挙となった。

日本人ではメッツ千賀滉大投手(30)が、3位票3、4位票3を集め合計15点でナ7位に入った。今季は新人ながら29試合に登板し12勝7敗、リーグ2位の防御率2・98、202奪三振。オールスターにも選出された。日本人ルーキーの得票は、95年ドジャース野茂英雄(4位=19点)06年ドジャース斎藤隆(8位=1点)12年レンジャーズ・ダルビッシュ有(9位=1点)に次いで4人目。

元日本ハムのレッドソックス・マーティンは、55試合4勝1敗3セーブ23ホールド防御率1・05で10位に入った。